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2019年05月22日の記事は以下のとおりです。

生徒会選挙 ①

  • 2019/05/22 23:35

 そうに決まっていた。
 アリスは宇宙人だ。昨日見つけたUFOに乗り込んでいて、瑞浪基地にてUFOの操作のために管轄されているのだ。だからこそ彼女がやることはたった一つで、UFOの存在を知ってしまった僕達のことを殲滅するためなのではないか、と考えていた。しかしながら、部長達にそれを離したところで、「SF小説の読み過ぎだ」などと言われてしまった。正直、貴方達には言われたくない一言だった。
 結果的にアリスは宇宙研究部に受け入れられ――、即部員になってしまった。僕と同じタイミングで入部したということで仲良くするように、という部長の命令があったが、どうしても僕は仲良くすることなんて出来やしなかった。ずっと考えていた、UFOの乗組員の話があったからだ。
「失礼します!」
 図書室に甲高い声が響き渡った。いったい全体何が起きたのかと思って、僕は外に出た。
 そこに居たのは、ツインテールの少女だった。眼鏡をかけていて、いかにも勉強できます、というのを言っているような少女に見受けられた。
「宇宙研究部は今日も活動をしているのですか!?」
「あ、はい。してますけれど」
「それじゃ、野並さんは居ますね!?」
「居ますけれど。あと、ここ、図書室なんで少し声のトーンを下げた方が良いかと思いますが」
「あ、そうですね。失礼しました。それで、野並さんはほんとうに居るんですね?」
「嘘を吐いて何になるというんですか?」
「確かにその通りですが……。でしたら、失礼致します!」
 そう言って。
 女性は無理矢理、図書室副室へと入っていった。
 待ってくれ、何の用事かも聞いていないのに無理矢理入ってくるのはどうかと思うのだが!
「おお、金山じゃないか。いったいどうしたんだ?」
 部長は、そんな焦る僕に対して冷静に答えた。
「どうしたもこうしたもありません! 貴方に連絡したはずのメール、一切確認していませんよね!?」
 本校には、校内メールというシステムがある。
 生徒一人一人にメールアドレスが付与されており、ウェブ上のシステムからなら参照することが出来るというシステムだ。そこで重要なお知らせや、生徒同士の交流を図っている訳なのだが……。
「お前さ、ぶっちゃけあーいうのLINEでよくない?」
「LINEで送ったら既読スルーする可能性があるじゃないですか!!」
「いやいや、流石に僕もそこまで冷酷じゃないって……」
「あ、あの……いったい何をしに来たんですか?」
「失礼致しました。私、生徒会副会長の金山瑛里沙と申しますの」
「生徒会……? まさか、この部活動を潰すために」
「それも有りですが、今は違うことを言いに来たんです」
 それも有りなのか。
 ってか、そんな軽い流れで廃部を言い渡せる生徒会もどうかと思うのだが……。
「貴方に生徒会選挙に立候補して貰いたい。そのために私は今日ここにやってきたのです」
「…………生徒会選挙?」
「毎年七月の初めに行われる嫌な祭典さ。生徒のみんなが投票に参加して、新しい生徒会長を決定する。至ってシンプルなシステムだよ。……と言っても今は生徒会長が不在なんだがな」
「そうなんですか?」
「……生徒会長は不慮の事故で亡くなったんです。その後は空位となって、副会長である私が会長代理としてやってきました」
「だったらお前がそのまま会長をやっていけば良い。僕はこの部活動を進めていくのに手一杯だし、もし仮に会長になってしまったら部活動だって二の次になってしまうだろう? それは嫌だから僕は立候補したくないんだ。分かるか? その気持ちが」
「……亡くなった荒畑会長は、貴方も可愛がって貰っていた、と記憶していますが」
「昔の話だ。今に拘ることじゃない」
「そういう問題ではないと言っているのです!」
「こちらこそ言ってやろう。そういう問題じゃないというのなら、その話を引き合いに出すことだって違うことじゃないのか? とにかく、僕は立候補しないよ。部活動を進めるのに手一杯だ。それに会長職なんてやってしまったらそれこそ勉強に手が回らなくなる。そうとは思わないかね?」
「……特に何もしない部活動のくせに」
「何だと?」
「特に何もしない部活動のくせに! そんなことを良く言えますね、と言ったんです!」
「……生徒会は勝手に人の部活動を傷つけることまで簡単に出来てしまうのか? プライドはどうした?」
「プライドなんてとうにかなぐり捨てましたよ。……とにかく、貴方がもし立候補しないなら、こちらにも策があります」
「言ってみろ」
「もし貴方が立候補しないというのなら……、この部活動は六月いっぱいで廃部にします!!」

 

第三種接近遭遇 ⑫

  • 2019/05/22 19:44

「仮入部期間が終わった訳だけれど、どう? 引き続き入ってみたいと思う?」
「うーん、悪くない場所だと思うし、このまま引き続き入っていくのも悪くないかな……とは思っているけれど」
「やたっ! 新しい部員が増えるのは良いことよ。何せ部費が増えるからね!」
 放課後。僕とあずさは廊下を歩いていた。目的地は図書室。既に鍵は借りているようなので、誰かがもう部室(という名前の、図書室副室)に入っているのだろう。
 そんなことを思いながら、僕は廊下を歩いていた訳なのだが――気になったのは、昨日、あずさが言ったあの言葉だった。

 ――逃げるなら、今のうちだから。

「なあ、あずさ。昨日言ったあの言葉、って――」
「ねえ、お二人さん」
 僕達の会話に割り込んできたのは、誰だったのか。後ろを振り返ると、そこに立っていたのは、アリスだった。
 アリスは未だ転校一日目だったはずだが、どうしてこの場所が分かったのだろうか?
「だって、二人が仲良く歩いていたら気になるじゃない。だから私もついてきたのよ」
「いや、その理屈はおかしい」
 そもそも、彼女の行動は最初から謎だった。
「……一応聞いておきたいんだけれど、どうして今朝僕の顔をじっと見ていたんだい?」
「それは、君がずっと私の顔を見ていたからだよ。にらめっこ、にらめっこ!」
「にらめっこという問題じゃないような気がするけれど……」
「とにかく! 私は貴方達についていくことに決めたから。そのつもりで!」
「いやいや、貴方いったい何者なの? そもそも慣れ慣れ……」
 僕はあずさの言葉に割り込むように、彼女に耳打ちする。
「もしかして、彼女は宇宙人なんじゃないか?」
「何ですって?」
「昨日、UFOが僕たちの目の前に現れただろ? あれってもしかして『警告』だったんじゃないか、って思うんだよ」
「警告? 何のために?」
「分からないけれど……、でも、一度野並さん……部長達がUFOを目撃したのは確かだろ?」
「それはそうだけれど……」
「そこで、基地の人間は僕達に目をつけたんじゃないか? 基地の正体を突き止められないように」
「じゃあ、私達、殺されるかもしれないってこと?」
「分からないけれど……」
「ねえ、何の話しているの?」
 アリスが僕達に声をかけてきた。
 一先ずは、この状況を打開しなければならない。
「……ええと、今から私達は部活動に行く訳なんだけれど?」
「どんな部活動?」
「宇宙研究部という部活動なのだけれど」
「宇宙研究部!?」
「そ、そんなに驚くことかしら」
「いや、驚くことじゃないかもしれないけれど……、私が居た中学校じゃ、そんな部活動はなかったから」
「だろうね。僕が居た中学校でもそんな部活動は見当たらなかったはずだ。と言っても二ヶ月程度しか居なかった訳だけれど」
「ちょっとその部活動に興味があるのだけれど、私もついていっていい?」
「え?」
「駄目?」
「駄目……じゃないと思うけれど」
「おい、どうするんだよ」
 再び耳打ちする僕。
「どうするったって、ここで断ったら怪しまれるに決まっているじゃない。だったら、ここはすんなり受け入れるしか道はない。そうじゃない?」
「そりゃそうかもしれないけれどさ……」
「ねえ、さっきから何こそこそしているの? そんなに私に聞かれたくないことでもあるの?」
「そ、そういう訳じゃないよ。な、なあ?」
「え、ええ。そうよ! 貴方に聞かれて困る話なんてある訳ないじゃない」
 ……はっきり言って言い訳がましい。
 出来ることならこのことは忘れてしまって欲しい。
 そんなことを思っていたのだが、アリスは、ふうん、と一言だけ言って。
 僕達の前をすたすたと歩いて行ったのだ。
「……あ、あの、アリス?」
「ねえ。私もその宇宙研究部に興味が湧いたの。場所を教えてくれないかな?」
「別に問題ないけれど……」
「良かった!」
 アリスは笑みを浮かべて、ぴょんぴょんと跳ねながら、あずさの腕を取った。あずさの腕がぶんぶんと振り回される形になるが、それは彼女はどうでも良いといった漢字に捉えられていた。
「もし、駄目と言われていたらどうしようかと思っていたのよ。だから、それについてはほんとうに嬉しいことばかりだわ。だから、嬉しくて仕方ないの!」
「そ、そう。良かったわね」
 ちょっとついていけてないような様子が見えるけれど、それは仕方ないのかもしれない。
 それよりも今はこの変わった部員について、部長達に紹介しなければならない。
 そんなことを思いながら、僕は窓から空を眺める。
 外では、蝉が鳴いていた。
 UFOと僕たちの夏が、始まろうとしていた。

 

第三種接近遭遇 ⑪

  • 2019/05/22 18:21

 次の日。
 いつも通りに登校をし、いつも通り席に着く。
「昨日は楽しかったわね、いっくん」
 後ろには既にあずさが腰掛けている。頼むから周りが聞いたら疑うような発言をするのは止してくれないか。もし周りが聞いていたらどんな発言が帰って来るやら――。
「大丈夫よ、どうせみんな誰も聞いちゃいないから」
「そういうものなのか?」
「そういうものなのよ」
 僕とあずさの会話は、チャイムによって終了せざるを得なくなった。
 担任の徳重先生が入ってくると、ぱんぱんと手を叩いた。
「はい、皆さん、座った座った! 今日は転校生を紹介するからね!」
「転校生?」
「珍しいわね、僅かな時期を空けて二人連続なんて」
 確かに、珍しい。
 同じ日に二人入ってくるなら分かるが、若干のタイミングをずらして二人入ってくるのは少し珍しいように見える。
「さあ、入ってきて!」
 先生の言葉を聞いて、一人の『女子』が入ってきた。
 黒髪が目立つ少女だった。黒いロングヘアーに、ぱっちりとした目。目鼻立ちが良いとはこのことを言うのだろう。そんなことを思いながら、僕は彼女をじっとただ見つめていた。
 いや、僕だけじゃない。
 きっとクラスのみんな(主に男子)が彼女に夢中になっていたに違いなかった。
 それはきっとふしだらな気持ちがあったとか、そういう訳ではなく。
 彼女には見惚れる程の、何らかの才能があるようにも感じ取れた。
 そして、一段上になっている教壇に立つと、彼女はずんと前に一歩動いた。
「私の名前は、高畑アリスといいます」
 踵を返し、黒板に白墨で文字を書いていく。
 その文字は達筆で、綺麗に読むことが出来た。
 その文字を見て、僕は最初はハーフか何かかと思った。
 アリス、なんて名前は日本人には似つかわしくないと思ったからだ。
「私のことを、日本人じゃないと思った方も居ると思います」
 まるで、僕の心を読まれたような、そんな感覚だった。
 というか、僕のことをじっと眺めていた。
「……あんた、あの子の知り合いなの?」
 後ろからひそひそとあずさが声をかけてくる。
 そんな訳あるか、と僕は一笑に付した。
 そもそももし知っている人間なら、僕かアリスが反応を示すはずだ。
 それをしないってことは、お互いに知らないってこと。
 いや、或いは――アリスが一方的に僕のことを知っている、ということになるのか?
 だとしたら、彼女はいったい何者なんだ?
「高畑さんは、伏見さんの隣の席が空いているから、そこに座ってね」
 そう言われて、素直に頷くアリス。
 そうして彼女はすたすたと歩いていった。
 その歩いていく姿も何処か妖艶な様子を漂わせていて。
 あっという間に彼女はクラスのマドンナになってしまうのだろうな、なんてことを思わせてしまう程だった。
 そして席に腰掛けると、彼女はじっと僕を見つめる。
 僕は目線を逸らした。どうして彼女が僕のことを見つめているのか分からなかったけれど。
「ねえ、どうしていっくんのことを見つめているの? まさか、あなた彼と何か関係性でも?」
 まさかまさかの、あずさが単刀直入に聞いてきた。
 そんなこと普通してくるか……と思ってしまう程だったけれど、まあ、都合が良い。僕も出来れば聞いておきたかったことだったし。
 しかし、彼女は何も答えなかった。答えずに教科書とノートを鞄から取り出して、授業の準備を進めた。
 要するに無視である。
 最悪のスタートを切ってしまったな、と僕は思いながら、僕もまた授業の準備を進めるのだった。

 

第三種接近遭遇 ⑩

  • 2019/05/22 16:45

 そして、午後八時。
 池下さんが傍受した通信によれば、この時間にUFOが飛び立つはずだった。
 しかしながら、カメラをじっと眺めている野並さんは何も反応をしなかった。ということは、UFOは観測できていないということになる。
 それにしても、六月という時期の割りに、今日は冷える。
「いっくん、だったか」
「何ですか?」
 もういっくんでいいや、と思いながら池下さんの言葉を聞いた。
「この江ノ島はマリンスポーツで有名なんだ。泳ぐには良い場所だよ」
「急にどうしたんですか」
「良いか、海は良いぞ」
「どれくらい良いんですか?」
「どれくらい良いんだろうなあ……。でも飛び込むには気持ち良いぞ。江ノ島の辺りから飛び込むとな、気持ち良いんだ」
「へえ、そうなんですか」
「ま、今年は未だ海開きもしていないし、海開きしてからだな。いずれにせよ」
「おいっ!! そんなことを言っている場合じゃないぞ!!」
 野並さんが唐突にそんなことを言い出したので、いったい全体何が起きたのかと思っていたら――。
 目の前に、ふよふよと円盤が浮いていた。
「え、円盤……。UFOはほんとうにあったんだ……!」
「さ、撮影を早くするんだ!」
「もうやっているよ!」
 僕たちの目の前に、ふよふよと浮かんでいるUFO。
 まさか、UFOがほんとうに目の前に出てくるなんて、思いもしなかった。
「……というか、滞空していないか?」
 確かに。
 UFOといえば、滞空しているというよりかは、高速で移動している印象が強い。
 しかしながら、今目の前に居るUFOは、僕たちの目の前で滞空している。
 それが普通なら『有り得ない』。
 有り得ないはずなのに、有り得なかったはずなのに。
「どうして……どうして、目の前に滞空しているんだ!?」
 しかし、カメラは離さない野並さん。
 将来はカメラマンにでもなるつもりだろうか。だとすれば立派な逸材な気がするけれど。
 しかし、UFOはそれ程長く滞在するつもりはないらしい。
 UFOはゆっくりと僕たちの目の前に滞在した後、予兆なく、高速で移動を開始していった。
 目的地は、再び瑞浪基地。
 それを見た僕たちは、ただ呆然とするばかりだった。
「……な、何だったんだ、いったい……」
「分かりませんよ、そんなこと。僕だって……」
「いっくん、これで宇宙研究部の意味を理解してくれるようになったか……?」
「少しですが、分かったような気がします……」
 ほんとうに、ほんの少しだけれど。
 この部活動が存在している意味というか、存在している意義というか、そういうものが分かったような気がする。
「我々の目的は、UFOを観察することと、と言ったがあれは第一段階に過ぎない」
 野並さんは僕に向かってこう語りかけた。
 確かにUFOを観察することがゴールであるならば、この前(そのときは僕は参加していなかったけれど)あったということで解決しているはずだ。
 では、ゴールは何なのか?
 ちょっとだけ嫌な予感がしながら、僕は話を聞いていたのだった。
「最終的に、瑞浪基地に飛来するUFOの正体を突き止める! それが我が宇宙研究部の未来でありゴールだ!」
「…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………正気ですか?」
「何をぽかんとした表情を浮かべているのだ、いっくん! 僕たちは常に本気だぞ!!」
「いや、本気と言っていなかったらそれはそれで良かったんですけれど。……そっかあ、本気なのかあ…………」
「何だよ、僕たちの使命を舐めているのか!?」
「別に舐めているつもりはないですけれど」
「だったら前に突き進むのみ! 今日は良い写真が撮れたから帰るぞ! あんまり夜更かしをしても困るしな! 現像した写真は明日見せてあげることにしよう!」
 別にデジカメだから今でもデータは見られそうなものだけれど。
 そんなことを言いたかったけれど、結局僕たちはその場で解散することになるのだった。

 ※

「今日は面白かったね、いっくん」
 帰り道、江ノ電にて。あずさが隣に座っていて、僕に問いかけてきた。
「まあ、そうだね。……UFOがほんとうに見られるとは思いもしなかったけれど」
「ねえ、いっくんは部長の言っていることを、本気に考えている?」
「部長……野並さんの言っていること? ああ、あれか」
 UFOの正体を突き止める。
 そんな、普通なら出来るはずのないことを、高々と発言するのは正直どうかと思っていたけれど、しかしながら、それが間違っているとはっきりとは言えない僕が居た。
 きっと、僕も僕で、それに興味を抱いていたのかもしれない。
「……もしかして、いっくんもそういうロマンを求める派?」
「求めているか求めていないか、だったら求めている方に入るのかな」
「だったら、宇宙研究部にぴったりの人材だと思うけれど。どう? やっぱり未だ入りたいとは思わない?」
「何だよ、急に」
「強制はしないよ」
 あずさは立ち上がる。
 ちょうど七里ヶ浜駅に電車が到着したからだ。
 僕も立ち上がり、電車から降りる。ICカードの簡易改札機にICカードをタッチして、外に出た。
 外は暗く、電灯の明かりしか僕たちを照らすものがなかった。
「もし、逃げるなら今のうちだと思うよ」
 あずさの言葉は、僕に重くのしかかった。
 しかし、『逃げる』とはどういうことだろうか?
 僕はその言葉の真意を聞くことが出来ないまま――あずさと別れるのだった。
 明日からは、きっとまた、宇宙研究部での一日が始まる。
 そんなことを胸に秘めながら、僕は家へと帰っていくのだった。

 

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